オモタン~思いやり探究~

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【永久保存版】感情をコントロールする方法

皆さんこんばんは。

今日はちょっと心の性質について考察するとともに

感情のコントロール方法について書きたいと思います。

最近こんな記事を見つけました。

logmi.jp

その中から特に気になった文章がコチラです。

心の性質とは何でしょう?
経験則から見れば、意識の主な性質というのは、

単に事実を認識し、気付くことなのです。

意識とはすべてのイメージを映し出す鏡のようなものです。

醜い顔でも美しい顔でも、鏡はそれらのよって変容してしまうものではありません。
同じように、どんな思考でも背後には純粋な意識、認識があるのです。

そういった性質なのです。

憎悪や嫉妬によって損なわれるというようなことはありません。

いつでもそこにあるのです。

染料で染められても布は布であるように、常に意識はそこにあるのです。
我々は常に怒っていたり、嫉妬していたり、気前がよかったりするわけではありませんよね。

なぜなら意識という生地は純粋に認識をするというその性質において、石とは違い変化の可能性があります。

すべての感情は過ぎ去っていくのです。それが心の訓練の基盤です。 

 

 わかりやすく図にしてみました。

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元々は純粋な意識があって、嫉妬、憎悪、怒りという染料で染められたとしても

布である事に変わらないとういう事

 

つまり、物事を正しく見つめるには嫉妬、憎悪、怒りという染料が過ぎ去って行くのを

待って、純粋な意識がある状態に持っていく事なのかもしれません。

 

また、

感情のコントロール方法についても

記載があったので引用させて頂きます。

 

もう1つの方法は全ての感情の性質を分析することによって、解決方法を見出そうとするものです。

ふつう、我々が誰かに対して不快感や憎しみを感じたり、何かに執着すると、私達の心はその対象のことを繰り返し繰り返し考えますその対象のことを考えるたびに執着心や不快感が増します

その過程は終わることなく繰り返されていきます。

我々が見るべきは、外側ではなく内面なのです。怒りそのものを見つめてみてください。

図解するとこんな感じです。

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感覚としては「あぁ~自分怒ってる怒ってるな~!」と客観視して

感情が過ぎ去って行くのを待っていくような感じになると思います。

 

そういう事を繰り返すとこんな変化が起こるらしいです。

怒りを直視すると、それは朝日を浴びた霜のように消えてなくなります

それを何度も繰り返していくうちに、怒りはだんだん小さくなっていくのです。

そしてしまいには、怒りを感じても、空を渡る鳥のように心をかすめるだけで痕跡も残さなくなります。これが心の訓練の基本です

こちらもわかりやすく図解してみました。

『朝日を浴びた霜』

 

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『空を渡る鳥』

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『空を渡る鳥』はとても涼やかなイメージですね。

とても怒りがあったとは思えないほどです。

こちらもすぐに完成される訳ではなさそうです。

 

達人の中には2万から4万時間も瞑想した人もいます。彼らは約3年の隠遁生活を送り、その間毎日12時間その後も3~4時間瞑想を行います。

まとめ

・憎悪、嫉妬、怒りが出た時は、外側にいる対象に意識を向けるのではなく

 内側にある感情そのものに意識を向ける。

・内側にある感情に意識を向け続けると、「朝日を浴びた霜」のように消えてなくなる。

・次に怒りを感じても「空を渡る鳥」のように心がかすめるだけで、痕跡すらなくなる。

・完成するまではとにかく膨大な瞑想が必要

 

達人の域までは難しいかもしれませんが、感情が出た時に、すぐに内側を見つめる訓練は普段からも出来そうだなと思いました。

もし、心の性質について他にタメになる情報があれば教えて頂けると幸いです。

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