思いやり深い人間になる為に
皆さん、こんばんは。
お久しぶりです。お元気されておりましたか?
今回のテーマは「思いやり深い人間になる為に」です。
このテーマは自分がずっと考え続けているテーマであり、
このブログの根幹になる部分でもあります。
■思いやり深い人間のどこがいいの?
皆さんは、「思いやり深い人間」というと誰を思い浮かびますでしょうか?
・・・・
父親?母親?兄弟?恩師?恋人?
では、その人はどんな人だったりしますか?
・・・・
私の中で「思いやり深い人間」である基準があります。
それは
「嫌な態度をしたり、嫌な事をしてしまっても、
良くなる事を信じて接し続けてくれる人」です。
普通は嫌な事をされたら
「相手もとっても嫌な気分になり、嫌いになります。」
でも思いやり深い人は嫌な事をされると、嫌な気分には一瞬なるかも知れませんが
絶対に嫌いになりません。
■嫌な事をされて嫌いになる人、嫌いにならない人
では、この両者の大きな違いは何だと思いますか?
前者は嫌い=否定という解釈
後者は嫌い=肯定という解釈
を持ってるからだと考えているからだと考えてます。
嫌いが肯定?どういう事?
嫌いは否定ですよね。ダメな感情じゃないの?
嫌いっていう感情はなくさなきゃならないよ!
もしかしたら読んでくださった中にはそう思うかもしれませんね。
でも、私はこう考えます。
「嫌いって言う感情ってあって良いんだって」
そもそも好きという感情と嫌いという感情が表裏一体のものなので
好きという感情があれば、嫌いという感情がなければおかしい
つまり、肯定的な人はこう解釈するんじゃないかなと思います。
人間なんだから嫌いという感情があっても良い
嫌いな感情が無いほうが変
嫌いという感情があってこその人間だから
相手が嫌なのなら「そうなんだね」と認め分かり合えたら良い
ところで、
皆さんはこの嫌いという感情についてどれだけ向き合ったことがありますか?
私も好き嫌いという感情があります。
好きな事については何時間やっても平気だったり、
好きな人といても会話が苦痛には感じません。
一方、嫌な事については5分やっただけで1時間ぐらい長く時間を感じたり
嫌いな人と会話をすると、あまり話しを聞いていなかったりします。
■嫌いな感情を肯定的にとらえる為に
おお!そうか!じゃあ嫌な感情はあってもいいのか!
じゃあお前は嫌いだ!あなたも嫌いだ!そうそう、お前も嫌いだったんだ!
・・・と言うのはちょっとお待ちください!!
それは思いやりではなく単なる嫌がらせです(笑)
まずは、嫌な感情に気付く事が大きな一歩です。
ここで声に出すには留めます。
では・・
何で嫌な気分になったのかな?
なんで嫌いなのかな?
どこが気にいらないんだろう?
とよーく考えて見ます。
次に自分と相手の共通点を見つけます。
そういえば、自分もそういう所あるな
ああ、自分と結構似てるわ
自分のもっている嫌な性格の一つだな
そして、こう考え同感します。
確かにあんな事言われりゃ腹立つし、いやな気分になるな。
ああわかるわかる。そういう態度取りたくなる事あるある!
そのよく気持ちはわかるな・・。
そして、最後に考えます。
そういえば
自分自分の持っている部分とどれぐらい向き合っているかな?
そういえば全然向き合ってなかったな~
ほったらかしにしてたな。
もしかしたら、無意識に嫌な感じで話してたかもしれないなー
そもそも、まずは自分を変えなきゃ!
相手は自分の良くない所に気付かせてくれた教師なのかもしれないな
本当は気づかなかった悪い所を気付かせてくれたんだな。
今日から気をつけて直そう
だから、嫌な気持ちなんてとんでもない。
むしろ感謝したいぐらいだな~!
結果的に相手の嫌な事っていうのは自分の持っている一つの要素として
反面教師として気付かせてくれて、感謝したい気持ちになります。
■まとめ
嫌な感情を上手く肯定的に整理する事で乗り越えられます。
本当に思いやり深い人間であればあるほど、
この「嫌い」「嫌だ」という感情の整理の仕方が上手かったり、
あまり気にせず、そのまま認めてくれるじゃないかと思います。
一朝一夕で身につくものじゃないかもしれませんが、
全ての嫌悪感を認めて、乗り越えていける人間になりたいものですね!