「あなたが何を考えているのかわからない」の雰囲気の話
こんにちは
さて今回は
「あなたが何を考えているのかわからない」の雰囲気の話
というテーマです。
よく思いやりの中に「何かを察する」っていうのがあるじゃないですか?
例えば・・・
「あっ、この人嫌がってるな」
「あっ、この人嬉しがってるな」とか
何を考えているかわからないけど、表情を見て
「きっとこういう気持ちなんだろうな~」って察して
「ごめん、さっきの嫌だった?」とか聞くパターンですね。
でも人間ってすべての人が素直な訳ではないから
逆に相手が気を遣って「え?全然大丈夫だったよ!」と笑顔で返されるパターンがよくあったりします。
これは正直言うと、無理しちゃってるからあまりよくないかなぁと思います。
この「ごめん、さっきの嫌だった?」も色んなパターンがあって
すごく朗らかな感じで「ごめん、さっきの嫌だった?」っていうのと、
すごく真顔で「ごめん、さっきの嫌だった?」っていうパターンがあります。
このうちのすごく真顔で答えてしまうと逆に気を遣わせてしまう可能性が高まる訳です。
要するに相手の素直に「うん、嫌だった」って言わせるにも、「言っても大丈夫だよ。へーきへーき!」って思わせる雰囲気作りってすごく大切だなぁと思ったりする訳です。
「あなたが何を考えているのかわからない」っていうのは一見相手がわけわかんない事を言ったり、行動したりする時に使う言葉ですが・・・
その返し結構ナンセンスというか危ういなぁと思ってしまいます。
相手によってはかなり傷つきます。
逆に「私があなたの考えている事をちゃんと聞けなかった」っていう言葉でも言い換えれますよね?
要するにベクトルが相手から私に変わってます。
つまり、私主体で話をする事で、自分の中で原因を見つけて解決していける事ができます。
これも先ほどの雰囲気作りとつながりますが表情一つで大きく変わってきます。
「もー!あなたって何を考えてるのかわからないわ!」って笑顔で言われたら悪く感じる所が逆に親近感が湧いてきますね。
一方、真顔で「私があなたの考えている事をちゃんと聞けなかった」って言われると
「あっ・・ごめんこっちこそ・・・」っていう雰囲気になりますよね。
結構まとまりのない話になって来ましたが、言葉遣いだけだと相手に全然伝わらなくて、この言葉でこういう雰囲気だったらきっとこういう気持ちになるんだろうなぁ~っていう想像力が結構大切なのかなってふと思いました。