オモタン~思いやり探究~

思いやりの考察、体験談、エピソードなどを公開

負けるが勝ちは最高の勝利法?②

前回の内容はコチラ

omoiyari-tankyuu.hatenablog.com

 

では、みなさんにとって勝つとはどんな事でしょうか?

 

・出世すること

・結婚すること

・金持ちになること

・自分の作品を世の中の人に認めてもらうこと

・書いた文章を沢山に人に読んでもらうこと

・スポーツで一位を取ること

・モテること

・安定した生活を送ること

・良い仕事をし続けること

・学業などでトップの成績であり続けること

 

この中に該当する項目はありますか?

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ここでもう一つ質問をします。

勝つ事で何が得られると思いますか?

 

自信

確信

名誉(名声)

人気

喜び

生きがい

 

 ・・・・・・

 

勝利は一見メリットしかないように見えますが

そこには大きな苦しみが内在しているとも言えます。

 

しかしながら

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順調であればあるほどその苦しみのリスクが考えられなくなって行き、

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初めて負けたときにやっとその苦しみに気付きます。

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皆さんはそのようなご経験はありますか?

 

その苦しみとは

絶望

悔しさ

恥ずかしさ

悲痛

自信喪失

自己嫌悪

 

などです。

 

ところで、世の中には勝つ方法の情報は沢山存在していますが、

負けた時にどうするのかについての情報は少ないように思います。

 

この負けた時に、どういう気持ちの整理をするのか

良い方向に向かうのか

悪い方向に向かうのか

決まってくるのではないかなぁと思いました。

 

その時、この言葉が浮かんできました。

 

「負けるが勝ち」

 

相手に勝ちを譲った方が自分にとって利益になり、勝ちに繋がる

という意味ですが、その真意は一体なんでしょうか?

 

 

是非ご意見頂ければ幸いです。

 

個人的にはこういう風に思っています。

 

1.負けてから見える己の慢心さに気づく

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2.勝った相手の良い所を沢山学ぶチャンス

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ちょっと話は変わりますが、

世の中には本当に勝てない相手が存在します。

 

ここで中学生の時の話を少しします。

いわゆる天才と出会った時の話です。

 

いつも授業中に寝ているような男の子で、

授業中にゲームしたり、漫画読んでたりしていたり、

どうみても頭の良い生徒に見えない子がいました。

 

それにも関わらず、成績は常にトップクラス

でも、勉強しているようには全然見えません。

 

あえて言うなら「ヤベー」と言いながら、

テスト当日の休み時間にぱぱっと教科書をめくっていたぐらい。

(絶対勉強してないなと思ってました)

 

しかしながら、自分が必死に勉強した教科も

軽々と点数を超えてきます。

 

もう何がどうなっているのかわかりません。

 

そこでよーく考えると、自分の狭い地域ですらこんな天才がいるんだったら・・

世界にはどんな人間とは思えない天才がごまんといるはず・・

 

しかも、才能だけで勝負してる人だけではなく、才能もあって努力もしている人も沢山いるんじゃないか?

 

才能の無い自分がいくら努力したってかなうはずない。

そう思った瞬間だれかと争うのがバカバカしくなってきました。

 

仕事でも、少し覚えれば好成績をとる人間もいれば

沢山勉強しても全然ダメな人だっています。

 

人間と言う点では同じですが、

そもそも本質がきっとどっかで違うのだから、

何かを比べたり争う事自体ナンセンス

なんじゃないかと思い軽い自暴自棄になってしまいました。

 

この時「どうせなにやったってダメなんだ」と思って卑屈になり、

自分なりに努力する」という慢心によって、あまり伸びしろがなかったように思いました。

 

これはダメなパターンなので非常におススメしません

 

そうではなく、

相手の良い所は認めて話を聞いて学ぶ(謙虚な姿勢)

事をやってれば何か変わっていたのかなと思いました。

 

 会社の不祥事で対応が悪いが為に世間の評価が下がるケースもあれば、

不祥事が起こったとしても対応が良くて、世間の評価が上がるケースもあります。

 

また、スポーツ選手でも負けた事をバネにして

トップアスリートになる人もいれば負けた時点で諦める人もいます。

 

その人達は一度負けたとしても、長期的な点から見ると勝利者と言えます。

 

●まとめ

「負けるが勝ち」を実行するには

「自分を良く見せたい」「欠点を見られたくない」「もう十分」「今が最高」という

慢心さを捨てなきゃ出来ないんだなと思いました。

 

一時的に心に圧力はかかるかもしれませんが、

勝った相手の良い所を沢山学ぶ事ができれば、

長期的に見れば利益になるのは負けた側

になるんじゃないかなと思いました。