陰口言われたらどうします?~後編~
陰口を言った人のその後の話をします。
前回見逃した方はこちらをご覧下さい。
omoiyari-tankyuu.hatenablog.com
■正当化
悪口や陰口を言ったら
こんな事を思うようになったりしませんか?
共感してくれる人がいる。きっと皆も困っているんだ。
という善悪をはっきりさせて、自分が正しいことを認められたい。
■悪口を振りまきまくる
周りに陰口を振りまいて、ついには
自分の感じたことは正しかったんだという確信を得ます。
本当に、これで良かったんでしょうか?
■怒りが芽吹く
この時に「怒り」という感情が出てきます。
なぜかって言うと、
「アイツは間違った事をやってる」という確信があるからではないでしょうか?
曖昧な状態では人は怒れず、確信があって初めて「怒り」に変わるようです。
■その結果、その人は・・・
他の人にその様子を目撃され・・・
同じように悪口を陰で言われるのでした。
まさに負の連鎖の始まりです。
■陰口を言った人の結末
だいたい3つ考えられると思います。
1.自分と同じ意見の人しか聞き入れていないので価値観や考え方が狭いまま
2.怒りやすくなる
怒りの感情ばかり出していると、心が学習してしまって怒りやすくなる
3.人の陰口や噂に敏感になる
とにかく気になって仕方ない。
なぜかっていうと、自分が悪い噂を流すことが多かったから
「もしかしたら嫌なこと言われてるんじゃ・・」という不安になる。
■じゃあ、どうすればよかったのか?
もともとのきっかけから、原因を考えたいと思います。
一つ前の記事のこの場面です。
皆さんは気づきましたか?
「それは私の机なのに・・」って言ってます。
いやいやいやいや・・・
こういう発想を持っていればそんなに不満は持たなかったはず
この二つの発想の違いの元になっている心ってなんでしょうか?
きっと前者の発想は「机は私のものだ」という執着があったんじゃないでしょうか?
逆を言えば、「みんなの机だから」という発想がもてるのは机に執着していないから持てる発想じゃないなか~と思いました。
つまり、悪口とか、嫌だな・・って思うもともとの原因って・・
執着心があるかないかだったりしませんか?
■まとめ
悪口をやめたいなら、まず自分が何に執着しているかをよく考えてみる
また、陰口を言われたとしたら・・・その人が
どんな事に執着して嫌な感情を抱いたのかを考えてみる
そしたら、悪口言っている相手に「なんで怒ってるの?」って聞くよりかは
「何に執着しているの?」って聞いたほうが
根本的な問題解決になるんじゃないかなと思いました。