オモタン~思いやり探究~

思いやりの考察、体験談、エピソードなどを公開

スマホ依存で幸せになる!?⑤

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omoiyari-tankyuu.hatenablog.com

 

皆さんこんばんは!

ほんの少し過ごしやすくなってきましたね!

今回はスマホ依存で幸せになれる方法を模索したいと思います。

■体験談から学んだネットの良さ

私の体験談から話していきます。

スマホが流行る前、私はパソコンでインターネットをよくしていました。

その時は16歳ぐらいです。

ちょうど高校生になったあたりで、パソコンを買ってもらったんですね。

ただ、その頃は大学に受かるために勉強に力を注いでいて、ほとんど使っていなかったと思います。

 

しかし、大学受験も失敗に終わってしまいました。

ちょうど浪人生時代の時に、時間が空く事が多かったのでネットを接続している事が多くなりました。

 

その時一番面白かったのはネットを通して人との交流です。

ネットの世界には「荒らし」と呼ばれる危ない人もいるし、

自分の欲望をひたすら満たすことを力を入れている人もたくさん見てきました。

 

だからこそ、「まともに会話してくれる人」がいた事が何よりも嬉しかったんですね。

 

いわゆる・・

「こんなことをしたら喜んでもらえるだろうな」

「こんなことをしたら嫌がるだろうな」

と思いやりをもって、ちゃんと話をしてくれる人の事です。

時には私から励ましたり、応援したり、優しく接する事もありました。

 

ここで学んだ事は

「まともに会話できる人と出会う事ってこんなに大変なんだな」という事

「思いやりを持って接してくれた人は心も満たしてくれた」という事

「人の価値観は多種多様で、受け止め認め合わないといけない」という事

 

たったネットだけの交流なんですが私の価値観はものすごく変わりました

元々そんなに人に興味を持たない性格だったんですが、人に興味を持てるようになったのもネットがきっかけだったと思います。

 

そういった交流を経て、より人が好きになったんですね。

 

そして、私は無事大学も受かり、

楽しい大学生生活を向かえる事ができました。

 

■携帯できるネットの登場で変わった事

私は大学生になってから初めてガラケーというものを使い始めました。

当時は大学のサークル仲間等の連絡のやりとりが主でした。

 

しかし、SNSサイトや出会い系サイトが登場した事で、

全然知らない人と出会って話す事のハードルがかなり低くなりました。

 

私も過去にSNSを通して色んな人とお会いして来ましたが

想像以上に、ドロドロでした。

 

まともに会話できる人はほんのごく僅かだったと思います。

 

いえ、正確に言うとまともには会話はしているんですが、チラチラとお金が絡んでいたり、とにかく自分を満たしたいと思う人が多かったように思います。

 

結局、「SNSで良い友達が出来たら良いなぁ」という願いから始めたものの、

今や友達として継続できている人は誰一人いません。

 

どちらかというと大学生の時のサークル仲間の方が長く続いてます

 

その時、

「みんなネットですぐ欲求満たせる事になれてきた」んだなと思いました。

 

いつでも、どこでも、すぐに、自分の欲を満足させる

情報だけではなく、人も自分の欲を満足できれば「はい、さいなら」

 

ってな印象です。

 

ネットを携帯として手元においてしまうと

こういう傾向になりがちなのかなぁ・・と思いました。

 

他人事ではございません。

 

私もそうならないように気をつけなければならないと思っています。

スマホで自分の欲をさらに加速

最近、結婚が少ない背景にスマホに原因があるんじゃないかな・・

と割と思っています。

 

自分のやりたいこと、望むものをすぐに実現できるし、ある程度楽しめるし、

気遣う事もないし、なにより、気楽だという発想です。

 

でもこんな社会でも、

一人暮らしで都会で働いている20代の人達が久々に実家に帰ったら、

ほぼこういう感想を聞きます。

 

実家のありがたさがわかった

 

一人で始めて掃除をする事、料理を作る事、掃除をする事がいかに大変か

感じることができるからこそ、親の偉大さがわかったりしたようです。

 

 

おそらく、スマホで掃除、家事、洗濯ができるようになったら、そういう有難さも実感しなくなるんじゃないかなと思います。

 

やっぱり苦労は経験すべきだと思います。

 

色んな事を苦労しておかなきゃ「大変だな」って思いすらわかないかもしれません。

 

それに「大変だな」と思う心があるからそこ

「有難いな」「手伝いたいな」っていう思いやりに繋がっていくんじゃないかと思っています。

 

ですから、私はこんな便利(楽)な時代だからこそ

「苦労」を経験すべきだと思います。

 

同じこと2回言っちゃいました(笑)

 

今日は長くなってきたのでここまでです!

あと、もう少し続きます!お楽しみに!